言葉を変えるだけで
売れない商品が売れる商品に変貌する。
しかも、
言葉を変える「だけ」なら
お金もかからない。
だとしたら、
言葉のチカラを磨かないなんて
もったいないと思いませんか?
今回は、
商品は全く変えていないのに
言葉を変えただけで
劇的な変化のあった商品をご紹介します!
誰もが知る「鼻セレブ」
花粉症の方の強い味方!
どんなに鼻をかんでも
痛くならないほど
優しい肌触りの「鼻セレブ」
もともとは
『ネピア モイスチャーティッシュ』
でした。
これだけでも
しっとりとしたイメージを出していますが、
差別化できるほどのインパクトもありません。
「セレブ」の一言で
「機能性」と「高級感」が3秒で印象づけられます。
売上15倍を叶えた「通勤快足」
「フレッシュライフ」
という名前で売られていた靴をご存じでしょうか?
濡れにくい・蒸れにくい・滑りにくい
という3つの機能を兼ね備えた紳士靴です。
確かにフレッシュな印象ですが、
残念なのは
ターゲットがわかりにくいこと。
電車の「通勤快速」になぞって
「通勤快足」とネームチェンジしたことで、
天候に関わらず仕事をする
ビジネスマンの誇りやカッコよさが
感じられるようになり
売上15倍の成果を生み出しました!
わずか半年で改名「カレーメシ」
日清から販売されている「カレーメシ」
現在は
「ハヤシメシ」や「キーマカレーメシ」
などシリーズ化されていますね。
この商品は当初、
「日清 カップカレーライス」という名前で
具材とルーが入った容器に水を入れ、
電子レンジで加熱するだけで
カレーが食べられる商品として発売されました。
しかし、
「イメージと違う」
「カレーとルーが最初から混ざっているのは
カレーライスではない」
などの意見を踏まえ、半年でネームチェンジを決断。
現在の「カレーメシ」というネーミングになりました。
「カレーメシって何?!」
という興味関心を引きつつ、
従来のカレーライスとの
ギャップを埋めた名前で
売上もさらに伸びました。
おまけ
その他にも
伊藤園の「缶煎茶」→「お~い お茶」
サントリーの「WEST」→「BOSS」
靴下メーカー岡本の
「三陰交をあたためる」→「まるでこたつソックス」
など、
今や当たり前のように売られている商品にも、
売れない言葉の時代がありました。
売れる言葉の共通点は?
売れるか売れないか。
長く愛されるかどうか。
商品名(ネーミング)には、
これらを左右する要素が
ギュギュっと濃縮されています。
そして、
売れる言葉にはこんな共通点があります。
それは・・・
わかりやすく
言いやすく
記憶に残りやすい
という3つの要素!
その他にも
Oisixの大ヒット商品の一つでもある
「ピーチかぶ」「蜜トマト」
のように名前だけでイメージが広がるような
商品の機能が想像できる
ネーミングも効果的です。
いかがでしたか?
言葉のチカラで
売れないを
売れるに変えていきましょう!
あなたの想いが届きますように。